デザイン性がよく狭小地で採用される軒ゼロ住宅ですが、
デメリットを理解しないで選択していませんか?
デメリットを理解し総合的に選択していきましょう。
軒ゼロとは!?
軒ゼロとは壁から軒先が250mm以下ケラバ・棟側が150mm以下の
軒が出ていない建物です。
軒ゼロのメリット
- デザイン性に優れている
- 狭い敷地で大きな面積を確保できる
- 屋根の面積が小さくなるため若干工事費用が安くなる
敷地が狭い都内などの狭小地では面積を大きく確保したいため採用されるケースが多いです。
また、隣地の境界から外壁まで50cm離すことを民法により記載があり建物の面積を確保するため
軒ゼロを採用することでクリアしているケースが散見されます。
軒ゼロのデメリット
- 外壁の劣化が軒がある建物に比べて早くなる
- 屋外器具の劣化が早い
- 結露のが起きる可能性がある
- 漏水リスクが高くなる
雨水が軒がある建物に比べて多く外壁に当たるため外壁の劣化が早くなります。
また屋外器具(室外機、給湯器など)も雨ざらしになるため通常よりも劣化が早くなる
可能性があります。
デメリットの対策方法
- コーキングをなるべく使用しない外壁を選択する
- 高耐力の外壁コーキングを採用する
- 長期のメンテナンス保証があるハウスメーカーを選択する
初期費用が高くなりますが、メンテナンス費用などを天秤にかけ
どちらが費用が安くなるか考えて契約しましょう。
まとめ
軒ゼロの住宅は狭小地で大きく面積を確保でき、デザイン性にも優れていますが
メンテナンス費用が高くなる可能性があります。
初期費用が高くなりますが、メンテナンスが少なくして総合的に判断するようにしましょう。
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